解決事例

ご相談概要
- 相談者は、築50年以上の神泉エリアの古民家を所有
- この物件は借地権が設定されており、20年以上にわたり紛争状態が続いていたため、売却が難しい状況
- 接道義務を満たしておらず、再建築ができないという制約もあり、一般的な市場での売却が困難な状態
- 相談者は物件を手放したいと考えていましたが、こうした法的・物理的な制約があるため活用方法が見つからず、売却の見通しが立たない状況
REAXからのご提案
REAXは物件の課題を整理した上で、以下の方針を提案しました。
1. 紛争解決とスムーズな売却の実現
- 借地権の整理を進め、関係者との調整を行い、長年のトラブルを解消
- 法的手続きをサポートし、売却を可能にする
2. REAXによる買取と再活用の提案
- REAXが物件を直接買取り、既存建物を活かした活用方法を検討
- レストラン、事務所、スタジオとしての活用を想定し、リノベーションを実施
ご相談の解決
REAXの提案を採用したことで、自治体Xは以下の成果を得ることができました。
・予算内で不動産の査定を実施し、鑑定士の意見を得ることができました。
・査定結果を活用し、内部稟議をスムーズに進めることができました。
本件担当者よりの所見
築年数が古く、借地権の問題や再建築不可の制約がある物件は「売れない」と思われがちですが、適切な整理と活用方法を見つけることで、新たな価値を生み出すことが可能です。本件では、REAXが買取り、レストラン、事務所、スタジオとして再生することで、地域の活性化につなげることができました。
20年以上の紛争状態を解消し、関係者にとっても良い形で問題を解決できたことを嬉しく思います。築年数が古く、制約の多い物件でも活用の可能性は十分にありますので、同様の課題をお持ちの方はぜひご相談ください。